テキスト修正
4月からのリリースを予定しているSTARLIKEの再連載版では、テキストの修正も若干行っています。報告を頂いている誤字脱字の修正の他に、前から気になっていた漢字の表現の統一をこの機にやってしまおうと思っております。
STARLIKEは製作過程でテキストの捉え方が変わったため、現バージョンでは前半と後半で表現が不揃いになってしまっています。
最初期はテキストを「節子の地の文」という体で書いていたのですが、途中から「翻訳」という解釈に変わり、敢えて平仮名を多用するといった小技は使わなくなりました。これは単純に読みやすさに配慮した側面もありましたが、ストーリーが進むにつれ「地の文」では表現しきれないことが増えたのも大きな理由です。
また、当初予定に無かった第二部の設定を含めるか否かで、かなり作品の舞台設定が変わるため、第二部が念頭に置かれるようになってから作品世界の言語に関する解釈もだいぶ違うものになりました。
現在STARLIKEのテキストは色々な意味での「翻訳」ということになっています。
などと、そんな裏事情はマクロ的には割りとどうでもいいことだったりしますが、書き手としては突き詰めて考えてゆくうちに色々と面倒に当たるものですね。