アンチ
ミーハーに対するアンチだとか、安易な反骨精神を原動力にしている人は、世の中がグラグラ不安定になると立場を失いがち。
だから、そういう人はこの機会に独自のスタイルを模索し再構築すればいいんじゃないカシラ。
というようなことを、友人とすれ違い様に話した。
なんだか偉そうな物言い。
しかし、「そういう人」とはまさに私自身のことなのであった。
STARLIKEを二部構成にしたのは、「アンチとアンチからの脱却」という個人的な意図があった。
そして図らずも、物語の最終局面を製作中に世の中のムードがガラリと変わったことで、自身のテーマにより真摯に向き合わざるを得なくなってしまった。
ところがどっこい、私という人間は安易な反骨精神を捨てたら案外何も残らなかったのだ。
自分の殻を破りたくても破れず、ウィルス禍の後押しで強制的に破れたものの、殻の中身は空っぽだったという、なんとも冴えないオチである。
だったら新たに中身を作ればいいじゃない、と嘯いてはみたものの、気軽に言ってくれちゃってという感じである。
でも、作品にとっては重要なことで、作者がやむを得ず追い詰められたことはむしろ幸運なことなのかもしれない。
結果盛大にウンコが出来上がるにしても、絞り出した上でなければ意味が無い。
とりあえず漸く今ここ。
赤松弥太郎
経過のご報告ありがとうございます。
以前のご報告(私はKinokoを作らないと前に進めないジェリドです(2011/01/13)、パソコンがうるさいのは石工ギルドの陰謀(2013/09/19))と比べ、虚飾が少なく、より現実的な認知ができていることが窺えます。このまま現在の週一投稿を続けてください。
あなたが感じている感情は決して特別なものではなく、高校2年生の男子に典型的なものです。日常生活を続けることで十分に改善が見込めます。
> だったら新たに中身を作ればいいじゃない、と嘯いてはみたものの、気軽に言ってくれちゃってという感じである。
中身は、そこにあります。
ショートカットはありません。回り道に見えても、地道に活動してください。あなたは確実に改善しています。次のご報告をお待ちしております。