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Kinoko3制作後記 発端

ファイル 188-1.jpg
さて、Kinoko3の制作後記を書くことにしたものの、どこから手をつけたものか非常に困った。制作期間が長かったし、弄った箇所も膨大だ。というか全部だ。それらについて上手くまとめて語る自信が無い。
というわけで、本編と同じく泥縄式に最初の最初から思い出しながらずらずら書いてゆくことにする。


遡ること2003年、Kinoko3の計画は、前作である「2」の完成直後から始動した。実際に作業に入り始めたのは数ヶ月先になるが、「2」が完成した時点で既に「3」の構想と「避けては通れない」という気持ちが私の中にはあった。

そもそもKinoko3を作ることになった原因は、「2」の不完全さにあったと思う。前作であるKinoko2は、制作期間1ヵ月で作られたバカゲーKinoko1を、時間をかけクォリティーを上げて作り直したいと思い制作した作品だった。しかしその制作の途中で既に、当初思っていたレベルに到達出来ていないことが自覚されており、どうしてもそれが心残りになってしまった。
時間をかけて作り切るはずが、作り切れなかった。その大きな原因は、当時目の前に大学卒業という大きなタイムリミットが迫っていたからである。

「2」を作っている最中、私はまだ進路について迷っていた。というよりも、全く考えられなかった。目先の作品を作ることしか頭になかったからだ。しかし、どうにかしなくてはならない、という焦りだけは感じていた。
とある友人に「お前は馬鹿か。就職とKinokoとどっちが大事なんだ」と叱咤された私は、曖昧な笑みを浮かべたのみで確固とした返事を返すことが出来なかった。ここで「無論、Kinokkoだとも!」と言えるほどの覚悟があったならば、「2」の完成度も少しは違っていたのかもしれない。

「2」は、全体としては当時それなりに納得のゆくものには仕上がっていたとは思う。しかし「1」に比べて劇的と言えるほどの変化を遂げるには至らなかった。原因は、時間をきちんとかけなかったからだ。制作期間1年と言いつつ、実際は半年くらいしか動いていなかったのではないだろうか。残りの半年は、焦るだけで何もしていなかった。具体的には、授業をサボる、惰眠を貪る、ネトゲーにハマる、である。
私は悔いた。何故そこできっちり完全燃焼しておかなかったのか、と。
しかし悔いても遅かった。もうリベンジのチャンスは無い。リミットは目前だった。

だが、諦められなかった。もう一度リベンジしたい!
だから、就職をぶっちぎってKinoko3制作に踏み切った。
今度こそ全ての体力と気力を作品制作のみに注ぐ覚悟を決めて。

振り返ると、何故その情熱を他の有益なものに向けられなかったのかと、何故バカゲーの制作なんぞに一点集中してしまったのかと、あの頃の自分に盛大にツッコミを入れてやりたい。
しかし当時私は「カミーユを倒さないと一歩も前に進めなくなっちまった男」ことジェリド氏の如く、「Kinoko3を作らないと一歩も前に進めなくなっちまった男」に完全になってしまっていたのである。いたしかたあるまい!

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コメント

エリンギ後悔皇子

何もかも皆懐かしい・・・

  • 2013/09/13 05:22:06

心毒

既にドッキドキの展開全開じゃないですか。

  • 2013/09/13 05:22:06

NOIE

手に汗握る、というより額に脂汗が滲む感じですね。

  • 2013/09/13 05:22:06

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