シュー
- 2022/07/17 23:35
- カテゴリー:雑記
シュークリームを上手く食べられない。どうしても中身のクリームがはみ出してしまうのだ。酷い時などは盛大に飛び出し、周囲の環境を汚染してしまうこともある。これは、焼いた生地に後から穴を開けてクリームを注入する、というシュークリームの構造的脆弱性によって必然的に起こり得るエラーだが、単なる私の不注意だとも言える。だから、シューを食す際はクリームがはみ出さぬよう、そろりそろりと細心の注意を払って歯を入れなければならない。しかし私は、そんなことに気を取られながら菓子を食べることに嫌気が差し、ナイフで四分の一にカットし各ブロックを一口で食べるという戦法を採ることにしたのだ。勝った!勝ちはした……が、面倒臭い!そこまでしてシュークリームを食べなくてもいいような気もしてくる。というかそもそも、別にシュークリームとかそんな好きじゃないし。賞味期限のリミットで安売りしてるのを雑に購入してるだけだし。じゃあもう食うなよお前は。……はっ!し、しまった!これは……これも、「失敗に対する過剰な恐れ」の顕れなのではあるまいか!?そして、失敗を恐れるあまり行動が消極的になっているのではあるまいか!?くそう、なんたることだ!シュークリームを上手く食べられないことが何だと言うのだ。今の私に必要なのは、失敗しないスマートな方法などではなく、厄介なシュークリームというエラーの巣窟に噛み付いてゆくガッツだ。そういう意味ではサイトのソースをtableタグで書き殴ったことも、悪いことではなかったのだ。(反省して書き直したが)フフフ、シュークリームの奴め、今度会った時は覚悟するがいい!
赤松弥太郎
サイトの書き方みたいな、公の面が強いところはさすがに口を出しますよ!
そうじゃないところに対して、つまり「シュークリーム 食べ方」でググれば、世の中にはこんなにも同じ悩みを抱える人がいるのか、ああぼかぁこの世に一人じゃなかったんだなあ、という感慨を味わえることを知っていながら、敢えてそれをしないことについて、何を口をはさむ余地があるでしょうか。
あるいは、無意味とわかっていても「んなモンお前、一口で食べちゃや終わりだろ!?」等のツッコミを入れるのが、孤独を抱える現代社会において得がたい、友人関係というものなのでしょうか。悩む。
「失敗に対する過剰な恐れ」というのは、共感しなくもないですが。
そこがぶっ壊れてる奴らが、頭から失敗に飛び込んでいって、すさまじいスピードで成長してるのも度々目撃しているし、思うところもありますが。
かといって奴らになれるわけではなく、きっと折り合いを付ける過程が大事なんでしょう。
がんばってください。
何に?