S&B
- 2021/06/13 22:26
- カテゴリー:雑記
ここ数年、創作に関して思うように動けなくなってしまった自分を修復することばかり考えてジタバタしていたのですが、全くダメで、去年に至ってはウィルス禍に乗じてフテ寝したりしていました。
でも、ここ最近は非常に調子が良いです。
今年から自分運営の方針を「修復」ではなく「破壊」に切り替えたのが功を奏したのではないかと思っております。
破壊というと大袈裟ですが、要はスクラップアンドビルドです。ただ復旧するのではなく、不要な殻も破っちまえと。
例えば日課の落描きでは意識的に二次創作を取り入れるようにするとか。
……何故そんなことが「破壊」という話になるのかと言うと、私は自意識をこじらせまくった果てに、二次創作をすることに対して分厚い壁を作ってしまっていたのです。他人はさておき自分は一次創作しかするべきではない、みたいなキモイ思い込みがあったのですね。
その辺りはずっとモヤモヤしていたので、この際向き合ってみようかなと思い、模写を続けてみたりしました。
実際、その中で自分の絵の下手さの根本に気付けたりもしたので、収穫は大きかったです。
何より、認識を改め更地にするととても気分が良く、一丁やってやるかというモチベーションも湧いてくるというものです。
自分をバラしつつ組み直す作業は、コストはかかりますがアリだったようです。
やはり人間はナマモノであり、日々死に向かって変化を続けているわけで、無理に過去の状態に戻ろうとしたところで詮無き事なのでしょう。
現在の状態に合わせたチューニングを、毎日こまめに行うことが重要なのだなあと。
なんだか物凄く当たり前なことを言っている気がしますが、私は根っからの無精者で、自身のメンテナンスを長年ほったらかしていたことに、今更ながら気付いたというわけです。遅ぇ。