熱暴走(筆者が)
- 2013/09/19 00:00
- カテゴリー:雑記
(オフレポ執筆の裏で行われた、ちょっとしたドタバタについて記します。
本編の内容とは特に関係ございません。
ただ、レポートをどうまとめようか、爆音PCの前で散々考えあぐねていたためにあの「発作」は起こったのだ、ということは確かなようです)
さて、考えあぐねて、あぐねて、頭がアグニだ。
イベント自体の尺が長いので、脱線し過ぎるとまとめきれないぞ?
でも、拾い食い出来る箇所がとにかく多くて迷っちゃう!
ンごーっ!どうしよう!
まとまらねえ!!
ていうか、PCの駆動音うるさくね?!
飛躍。
そして暴走。
深夜、突如として高まったPC静音化への欲求。
いやむしろPCがうるさいままじゃ、もう1ナノ秒たりともキーボードを打つ気がしない!
(ここで「お前がうるせえよ」と思った方はあまりに正しく、静かにブラウザのタブを閉じ、戯言をミュートすることをお勧めします)
記事のほうをひとまず中断し、PCパーツを検索し始める午前2時。
現実逃避のためならキーボードを高速タイプ出来る午前2時。
ちなみにPCの静音性についてはワタクシ、これまであまり頓着したことが無い。爆音でも別にいいじゃない畑の人間であることが、現実からの逃避を裏付ける。
しかし一度気になり出すとうるさくて仕方が無いこともまた事実ッ!悪の元凶はグラボPX9600GTと、リテールCPUクーラーが奏でる爆音のせいなんだーッ!石工ギルドの陰謀なんだ~ッ!
……精神点が虚数になっていることが若干自覚されてもいたので、パーツの目星をつけて一旦寝ることに。
ここで暴走を軽度で収めるための正解は「ネットで注文してひとまずクエスト達成」することだったのだが、「今すぐ欲しい!静音化するまでPC起動しない!」と、いつになく大暴走。朝一でパーツを買い求める旅へ出発するのであった。
■正解はあくまで「ネットで注文」である。
自戒のために改めてここに記す。
目当てのブツが決まっているのなら足で探すよりも確実で、送料を含めても全体的なコストは安く済む。
特に、ブツがマニアックなパーツである時はなおさらだ。
求めていたのはLEADTEKの「WFGT630」という、冷却システムがヒートシンクオンリーのヤツ。
しかし、ミドルエンド以上でファンレス仕様のグラボって需要が微妙で、実店舗ではあんまり扱わないかもね……。カモネカーモネ。
思えば映像出力機能がマザーボードに標準で内蔵されるようになって久しい今、わざわざグラフィックボードを挿そうなんていう人間は、性能を抑えてファンレスを選択するということはしなさそう。せめてファンの静音性を気にするくらいじゃないかしら。
だが!そこで敢えてファンレスがいいんじゃよォ!そこそこ強力でなおかつ無音がいいんじゃあ!!
……私は近所の家電量販店を巡り、そしていつの間にか秋葉原の裏通りを彷徨っていた。時刻は正午を回って久しかった。
午前でパパッと買い揃えてクエスト達成、となるはずが、これは一体どうしたことか。CPUクーラーについては特に絞っていなかったので既に入手済みだったが、グラボが全く見つからない。
こうなりゃファンレスの現行最強クラス「Radeon HD7850 AX7850」も視野に入れるぞ!しかしもう自分の視野が曇っているとしか思えない!何も見えないよ!
ああ、街角でフリフリのメイドがおじいちゃんを誘惑しているぞ。……いや違う、どうやら万世橋の方向を尋ねられて道案内しているようだ。なんだか微笑ましいなあ。
うおお、同人ショップの店頭で「ほむらコンバットPLUS」のデモが流れているではないか!ふぉおお!
あれは……彗星か?ノンノン、彗星はもっとバァ~ッとデスネ……。
えー、「WFGT630」ソフマップにて発見。
どうしてここを後回しにしたかな……。
そして、もしかして他の所でも単に見落としていただけなのではという疑惑がじわりじわりと。い、いや、確かにソフマップはグラボの品揃えが他よりも妙に豊富だったじゃあないか!な?な?
疲労困憊で帰宅し、パーツの取り付けにかかる。
グラボはスロットに挿すだけだが、CPUクーラーはちょっと取り付けが面倒。Socket AM3のマザーボードはクーラーの取り付けがクリップ式で、PCケースから外さなくても着脱が可能だが、難易度が高いので一旦外へ出す。この時、マザボの全ネジ穴を執拗に留めた過去の自分を若干恨む。
これまでリテール品しか使ってこなかったため、巨大な高性能クーラーの威容にビビリつつも、なんとか装着完了。
スイッチオーン!
……とりあえず起動して胸を撫で下ろす。
PCをいじった後っていつも、起動しなくなったらどうしようかしらという不安で一杯になるけど、ドンマイだぜ!
そして静か!電源ファンとケースファンの音オンリーという感じだ。勝った!
さて、念の為BIOSセッティングでCPU温度を確認してみよう。
アレ、なんか80℃超えてるんでスけど?
そして、なおも上昇中??
ヤバイッッ!!(緊急停止)
はぁはぁ……。
ど、どうなってやがるんだ……?
一旦時間を置きCPUを冷ましてから再確認すると、クーラーのファンが回っていなかった。なるほど確かに、回っていたのは電源ファンとケースファンオンリーだった!ギニャーッ!
CPUファンの電源はちゃんと接続されていたので、マザボのコネクタを作業時にやらかしたかなあと戦々恐々とするも、旧クーラーのファンでテストしたら回ったので、これはいわゆる初期不良と判明。ケーブルの断線か、ファン側のコネクタの不良か……。
ああ、良く見るとなんかコネクタがぐらぐらしてるしなあ。前の職場の某氏がかしめたLANケーブルを思い出すなあ。
クク、ここまで来て、初期不良、か……。ハハハ……はぁ……。
PC関連ではままあることだが、絶妙なタイミングの攻撃にかなり心が折れそうになる。
しかしクーラーは近場の量販店で買っていたのが不幸中の幸いだ。そ、それにネットで買っていたら、即交換というわけにはいかなかったじゃないか?!そうだと言ってよバーニー!
グッタリしながら電車に揺られ、最初のダンジョンへ。あー、こういうシナリオ構成だったのかー、納得(無理矢理)
某家電量販店にて、事情を説明するとすんなりブツを交換して貰えた。ここで一悶着あることも覚悟していたので実に有り難い。
しかし既に日は暮れ、延長戦はナイターへと突入していた。
朝からほぼ飯を食べていないことに気付き、帰宅後晩飯を食べながら作業をする。この時点でかなり投げやりに。
クーラーを取り付けるのにもう一度マザボを外す気力は残っていなかったので、横着してそのままGO!
しかし案の定、クリップのロックが上手く締まらない。リテール品もそうだったが、とにかくロックが硬いのだ。
上下二箇所あるロックのうち片方を頑張って締めると、もう片方がより硬くなるという意地悪振り。そして電源ユニットやら何やらが邪魔で、指に力が入らない!ムキ~ッ!
……コレって、べつに、片方だけでもいいんじゃないかな?(だめです)
だってホラ、十分ちゃんと固定されてるし!(だめです!)
■CPUクーラーのロックは全部締めるべし
自戒のために改めてここに記す。
CPUクーラーのロックを半分しか締めないと、半分しか冷えない。
交換したクーラーは、今度はちゃんとファンも回ってめでたしだ!
だが、監視ソフトをインストールして温度を見てみると、何かがおかしい!
50℃台で安定していたかと思うと、ちょっと負荷をかけた途端70℃超え?!
すごく不安定!
そりゃ取り付けが不安定だからね!
■急がば回れ
自戒のために改めてここに記す。
結局これに尽きる。
今すぐ欲しいと思ったパーツは、結局すぐには手に入らなかったし、急いで横着した工事は失敗するのだ。
金銭よりも高い授業料を払った気がする一日であった。
結局、工事が完了したクーラーはよく冷え、CPUは40℃台で安定。高負荷時でも50℃台という、なかなかの塩梅。
グラボも特に問題無し。
すごい静か!
こ、今度こそ、勝った……!勝利だ!ふへへ……へ……(涙目)
しかしその時もはや記事を書く精神点および生命点は残されておらず、執筆は次の日に持ち越されることとなるのであった。
ネットで注文しても、時間的にも大差無かったかもなあ……。
いや!そんなことないって!ホラ、ワンチャン台風の影響とかでアレしてたかもしれないじゃん?!な?な?
お前うるせえよ!
スティング
いやぁ・・・姫路師匠を生み出した人なのだなぁ・・・